いつも心に愛を

Just you jump!

大好きな人に会いに行ってきた話



『ひるキュン!』の観覧に行ってきた。



ひとつ前のブログで書いたように、私は2/8に京都の南座で『滝沢歌舞伎ZERO』を観ていた。
隣の席だった子と仲良くなって、楽しく話しながらあべちゃんの天気予報の撮影列に並んでいるときにTwitterを見てみたら、顕嵐さんとさなぴーの新しいアー写が萩ちゃんと同じ事務所なんじゃないかという噂が出回っていた。



えー顕嵐さんかっこいい( ; ; )なんて言いながら画像を保存しようとしたらアプリの不具合で保存できなくてめちゃくちゃ苦戦してたからそのときはまだ知らずにいたんだけど、その帰りの電車の中で2/11放送の『ひるキュン!』に2人で出演するということを知った。アー写の保存に手こずってて全然気づかなかった。



とにかくびっくりしてたら、その番組は観覧ができると知る。
11日は祝日だから仕事は休みだし、少年収に応募するために掛け持ちのバイトも休みにしていた(少年収は普通に外れた)ので行けなくはなかったけど、妹と出かける約束をしていたので、妹がもし行きたいと言ってくれれば一緒に観覧に行こう、行かないといえば元々約束していたお出かけにしようと思っていた。



妹は行きたいと言ってくれた。
「少年収には行ったことあるけど、そのときは顕嵐くんがいなかったから見てみたい」とのことだった。
ちゃっかり私より先に少年収の経験をしている妹。むむ。



ということで朝3時半起きで6時前の電車に乗って、8時過ぎにTOKYO MXに到着した。
6時前の時点で50人くらいいるとのツイートを見かけたので相当やばいだろうと思ってたけど、べらぼうに人が多いという印象はなく、これくらいに着けてよかったなぁと思った。



雪がちらつく中、約4時間立ちっぱなしで待機した。
妹がめちゃくちゃ寒そうにしていたから、申し訳なく思いつつ、話し相手がいてくれることに深く感謝した。



11時半過ぎかな、もうそろそろだからってそれまで座ってた人たちも立って場所を詰め始めた。



いや待ってぜんっぜん見えない。
みんな背高くない!?私が小さいの!?小人か!?ってくらい見えなかった。



私は顕嵐さんの髪の毛1本でも見られればよかった。
生存確認ができればそれだけで全然よかった。
だけどどれだけ背伸びをしてもそれすら一切見えなくて、スマホで番組をチェックしてるだけで、来た意味とは…?って何度も思った。



番組の後半にお天気コーナーがあるんだけど、2人が外に出てきてくれたから声だけは少し聞けて安心した。
何も見えない中「ありがとね!」って声が後ろまで聞こえてきて、ちょっと泣けた。この声がどちらのものかわからなかったけど、さなぴーだったらしい。お友達に教えてもらった。



番組が終了して、あ〜見えなかったなぁ、って思ってたら前方にいたファンたちが一斉に移動を始めた。理由は言わなくても察してほしい。
私の少し前にいた人たちは前方に進んで行った。ずっと後ろの方にいたから、記念に少しでも近くでスタジオを見たかったんだと思う。私もその中の1人だったから、前に続いて進んだ。



少ししてからスタッフのお姉さんが「番組のステッカー配ります〜!」と案内してくださった。顕嵐さんが全く見えなかった私は、せめてステッカーだけでもと思い、そのまま進んで行った。



するとお姉さんが「今からおふたりがこちらにご挨拶に来てくださいます」と話してくれた。
「ええええええ!?」というファンの声が響き渡る。私も妹と目を見合わせて既に涙目だった。
だけど「大きな声を出したり押したりするのは絶対にやめてください、それを守ってもらえないと出てこられません」というお姉さんの声に一斉に大人しくなるファン。



ドキドキしながら2人を待つ。
程なくして、顕嵐さんと、サスケくんを抱いたさなぴーが登場してくれた。遠慮がちに「わぁ…!」となるファン。私も「顕嵐さんだ…さなぴーだ…生きてる…生きてる…」と泣きそうになった。



「お久しぶりですね」と少し笑いながら、優しい顔で冗談っぽく照れくさそうに語りかける顕嵐さんに胸がぎゅっとなった。
「長かったね」と寄り添ってくれる顕嵐さんに涙が溢れた。長かった。本当に長かった。



昨年の5月の少クラを最後に、ほとんどのメディアから姿を消したLove-tune。何の説明もなく、ただただ時間が過ぎるばかりだった。



2018年3月の横アリ単独で新曲『superman』を発表して歌ってくれて、それを少クラでは5月に初めて披露してくれて、「まったねー!」と笑って手を振ってくれて…なのに突然6月放送の少クラからいなくなった。「あれ、今月はらぶいないのか〜残念…」くらいに思っていたのに、次もその次もいなくて、「え、なにこれ…?」ってファンの間に大きな不安が生まれたのがわかった。



雑誌もだんだんらぶのページが減っていったり、グループで載らなくなったりした。個別で顕嵐さんや美勇人くんやれおは出てるけど、他のメンバーの姿は一切見られなくなった。
空飛ぶタイヤ』の出演者名が「阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)」から「阿部顕嵐(ジャニーズJr.)」に変わったとき、頭を鈍器で殴られたような衝撃を受けた。



そして何の説明もないまま、2018年11月30日を迎えた。「Love-tuneに関するお知らせ」という見出しだけで、何のことか大体予想はついた。その文字をクリックしてから出た最初の言葉が「そっかぁ…」だったもん。
それにしても、安井くんと美勇人くん以外の5人の「退所日:2018年11月30日」はあまりにも酷いよ。せめて年内いっぱいだったら、いくらでもお礼の手紙を書けたのに。今までたくさんの幸せをくれてありがとうって伝えることができたのに。発表したその日をもって退所だなんて、なんにもできないじゃん。



そんなことがあって、もう二度と顕嵐さんに会えなかったらどうしようって思ってた。7人揃っての退所だから、何かしら動いてくれると期待してはいたけど、それでもやっぱり不安だった。
そんな中、1月11日に突然顕嵐さんのInstagramが開設された。本人かどうか疑ったりもしたけど、顕嵐さんらしいかっこよくてオシャレな伝え方で本人だよって教えてくれた。それから毎日決まった時間に更新してくれるのが嬉しくて嬉しくて堪らなかった。



そのInstagramの写真で、TOKYO MXのキャラクターであるゆめらいおんのしっぽの写真が載せられた。そのときは何の写真かもどういう意味かもよくわからなかったけど、その翌日に『ひるキュン!』への出演が発表され、ゆめらいおんの写真がドーンと載せられてわかった。まさか顕嵐さんの動く姿をテレビで見られるとは思ってなかったから、電車の中でその発表を知って、声を出してしまいそうになるくらい嬉しかった。



だから顕嵐さんの「長かったね」って言葉に、今までのいろいろなことがよみがえってきてめちゃくちゃ泣いた。
私たちファンと同じように、本人たちも長かったと感じていたのかな。でもそりゃそうだよね。いちばんしんどかったのは本人たちだと思う。たとえ言いたいことがあったとしても発信できる場所がなかったもん。
あ、でも、安井くんがらじらーで「メンバーと車でフェスに行って、ヒッチハイクしてた男の子乗せてあげた」とか話してて、Love-tuneとしてのメディアの露出が全くないのに7人が一緒に行動している様子がわかって、果たしてこれは今本当に同時に起こっていることなのだろうか?とわからなくなったことは多々あった。それでもとにかく7人が一緒にいてくれればいいと思ってたから、安井くんから発信される情報に安心してた。



めちゃくちゃ話が飛んだけど(飛びすぎ)、顕嵐さんの「長かったね」という一言で、その場にいたファン全員が救われたような気がした。わかってくれてたんだなって。待っててよかったなって。
さなぴーは「心配かけてごめんね」「今年はみんなで楽しい1年にしようね」って言ってくれて、その優しさにまた泣いた。
テレビとかも関係なく、ファンしかいない空間だったからか2人ともなんとなく素っぽくて、「ね」「もう、ね」「うん」みたいな、相槌というかそういうのが多かった気がする。テレビの生放送後ではあるけど、ファンに直接語りかけるのはあの件以来初めてだから、どうやって伝えようかと言葉を選びながら話してくれていたんだなぁと今になって思う。



「でもしんみりするのは好きじゃないから」と笑って「これからも応援よろしくお願いします」と言ってくれる顕嵐さんがめちゃくちゃ顕嵐さんだなと思った。いつだって前を向いてる。ひまわりみたいな人。



さなぴーは「ぼくサスケだよぉ」ってサスケくんの腹話術してみんなを笑わせて和ませてくれて、さすがだなぁと思った。久々に2人に会えたファンはみんな泣きそうだったもんね。さなぴーはすごい。ありがとう。



挨拶が終わって、さなぴーが「みんな押さないでね、気をつけて帰ってね」って言ってた。隣でスタッフさんが耳打ちしてたから、言ってほしいって促されたのかな。
顕嵐さんは「またね」って手を振ってた。



2人が捌けてから妹の顔を見たら目に思いっきり涙溜めてて、私はそれを見てさらに泣いた。
「長かったね、って言われたときにもうだめだった」って言ってて、わかるよわかるよって2人で泣きながらステッカーもらいに行った。



早起きと、雪がちらつく中での4時間もの待機と、1時間の生放送中全く2人の姿が見えないという状況にも付き合ってくれた妹に申し訳なく思ってたけど、「来てよかった」と言ってもらえて本当に安心した。ありがとね。ここ見てないけど。



約1年ぶりに生で見た顕嵐さんは、やっぱり私の大好きな顕嵐さんだった。
顕嵐さんを好きになれて、応援することができて、本当に私は幸せ者だ。



きっとこれから活動の場を少しずつでも増やしてくれるんじゃないかなって期待してる。
顕嵐さん、この世界を辞めないでいてくれてありがとう。見えるところにいてくれてありがとう。
さなぴー!顕嵐さんの隣にいてくれてありがとう!本当に心強いです。感謝してもしきれません。



2人、というか、7人にたくさんの幸せをもらったから、これからはたくさん好きなことして幸せになってね。
夢に向かってどんどん進んで行ってほしいです。そして、ぜひそのお手伝いをさせてください。
7人でまた何かやってくれたら嬉しいな。



これからまた一緒に頑張ろうね。
いつまでも、どこまででもついていきます。